2025年度東京ブロック協議会 意見書
会長候補者 林 慎一郎
私は青年会議所が好きです。そして、何事においても一生懸命頑張る人が好きです。
もちろん最初から好きだったわけではありません。当時、30歳であった私は、青年会議所の活動に、意味や意義をみいだせず、ただの飲み会が多い、地域の集まりぐらいと考えていました。しかし、入会3年目、初めて東京ブロック協議会役員として出向をした32歳。青年会議所においても、また人生においても大きなターニングポイントであったと感じています。2人の先輩と出会い、厳しくも愛のある行動や言動に、自分自身のJCスイッチが入ったのを今でも覚えています。振り返ると、あの時断っていれば、役職を受けても適当にこなすだけでいたら、今の自分は絶対にありません。今度は私自身が、誰かのスイッチを押す手助けができるよう、今まで受けた恩を、しっかりと返していきます。そして、必ず成長した姿でLOMにお戻しすることをお約束いたします。
人生は挑戦の連続です。そして何歳になっても、挑戦し、成長し続けることこそ、人生の大きな目標ではないでしょうか。新しいことに取り組む革新的な意思と、未知の領域に恐れず挑戦し続ける精神が、いつの時代も未来を創ってきました。私の好きな単語に最近接領域と呼ばれる言葉があります。一人で出来る事や得意な事だけでは成長は限られており、一人で達成することは難しいが、周りの人と協力しあえば達成できるかもしれない事にチャレンジすることが、一番効率的に成長するという事です。これを体現しているのは、まさにJC運動であり、自分の為ではなく、他人の為・地域の為・これからを担う未来の子供たちの為に、仲間と協力しあい事業を構築していく。このモデルこそが、青年会議所が長く続く団体である理由のひとつであると考えます。2025年度は、Push the Limit‼~その一歩が、新たな未来を切り開く~をスローガンに、組織としても、また個人としても、いま皆様が思い描く限界を突破し、誰もが挑戦できる、挑戦を楽しむことのできる一年とし、運動展開してまいります。新しいこと・革新的なことに恐れることなくチャレンジしていきます。引き続き、東京ブロック協議会へお心寄せいただき、ALL TOKYOで東京を盛り上げてまいりましょう。
【国際交流】
島国である日本にとって、海外へのハードルは高いように思えますが、そんなことはありません。一歩踏み出すことで見える世界が大きく変わります。行った人間にしか伝えられない魅力がたくさんあるのに、行動する人が少ないことが問題です。こんなにもいい機会を知らないまま、卒業していくのは本当にもったいないです。まずは前向きに行動し、世界を見ることで、東京の、日本の現状を実感することができ、かならず今後の自己成長、LOMの成長につながると確信しています。首都である東京には多くの人が存在します。それは日本人のみならず、在留外国人や観光にくる外国人も含めると47都道府県で一番の大都市であり、東京が抱える問題は日本全体の問題であるといっても過言ではありません。なかでも、国際競争力の停滞は危機的状況です。不安定な為替、G7最下位のGDP、非英語圏での英語力ランキングも過去最低を更新するなど、周辺諸国が発展を続けるなか、グローバル化に対応できていません。一方で、日本には様々な文化と伝統が存在しており、食や安全性など誇るべき国民性が多数存在しています。東京ブロック協議会としては、今までの常識という概念に捉われず、世界に目を向け、国際交流を軸とした、交流事業を通し、世界の文化や取り組みを知ることが必要です。多様性×集積力が新たなイノベーションが生むことを確信しています。東京ブロック協議会と海外LOMとの交換留学制度ホームステイなど、中長期的継続事業の確立を目指します。国内外を知り、知見を増やす人財育成が、国際競争力の向上につながります。
【ブロック大会】
2023年全国大会東京大会を契機に掲げたALL TOKYOが歩き始め、2024年に更にその一歩に勢いをつける年となり、向かえる2025年には大きな飛躍をする年であります。さらに多くのアクティブメンバーを増やすためにも、良い流れを引き継ぎつつ、大きな一歩を踏み出します。その為には各地青年会議所理事長の皆様の協力が不可欠です。24LOM理事長同士の連携も、年々一体感を増し、素晴らしい流れが出来上がっています。各地のリーダーである理事長が率先して交流を図り、それを見たLOMメンバーが一体感を感じてもらい、モチベーションが上がるという好循環が生まれています。交流を通し、積み上げてきたALL TOKYOの波から、本当の繋がりを構築していく為にも、ブロック大会名称をALL TOKYOブロック大会とし、今こそ東京ブロック協議会全員での事業を行います。主体的に行動することで、より一層の団結力を生みます。東京ブロック最大の運動発信の場であるALL TOKYOブロック大会を、5益を達成するべく、他の会議・委員会はもちろん、主管LOM・関係諸団体と手を取り合い最高の大会にしてまいります。
【LOM支援】
青年会議所には多くの魅力がある一方、様々な問題点を抱えています。私が思う一番の問題点は、主体性をもったメンバーの減少です。JCの会員数はピーク時の3分の1まで減少し、メンバーの平均在籍年数は、4年未満が48%を占めており、運動を起こすポテンシャルをもったメンバーでも、限られた時間の中で、発展と成長の機会に差が生まれている現状があります。問題は人数ではなく、自らが中心となり、地域や東京を変えようという主体性のあるメンバーが少ないことが問題なのです。
まず挑戦的な運動ができる場の創出や、東京ブロック協議会内での積極的な交流がもてる場を提供します。2024年度から始まったエリア制度を踏襲し、東京を3エリアに分け、それぞれのエリアごとに事業を構築してもらいます。東京ブロック協議会が融合することで、より身近な課題や問題点に対し、主体的に運動を構築することができます。また、LOMと東京ブロックの中間として位置付けられる、エリア制度をうまく採り入れることで、将来的に少人数LOMであっても、エリアでカバーすることで、ブロック大会の誘致が可能となります。東京ブロック協議会の担いであるLOM支援を、より未来に目を向けた形とするべくバージョンアップし、各地青年会議所と東京ブロックを繋ぐため一年間運動してまいります。
【渉外・開発】
本年度は新たに、渉外に関わる委員会を新設いたします。国際交流創出会議と連携を行い、海外デリゲイツのアテンドや、ASPACや世界会議など海外公務において中心となり活動してもらいます。本年度は、東京青年会議所から世界会頭として下山田 敬介くんが輩出となり、必然的に海外ミッションなどで求められる担いが増えると予想します。同じ協議会内から世界会頭が誕生することは、恐らくここにいるメンバーの皆様が現役の時には最後となるでしょう。東京青年会議所と東京ブロック協議会がしっかりと連携をし、渉外開発委員会を中心に、ALL TOKYOでサポートしてまいりましょう。
また、開発においては、東京ブロック協議会と新たなパートナーシップを結ぶ企業や団体を選定し、締結を目指します。互いがwin-winの関係を構築することで、社会に対しての広報やブランディングにも繋がると確信しています。その一つに、全国商工会青年連合会との連携を検討しています。組織は違えど、地域を良くしたいという志を持った同年代との連携は相互に良い刺激を生むと確信しています。その他にも、多くの方々と連携を図り、東京ブロック協議会の新しい形を開発していきます。
【ブランディング】
青年会議所は、地域社会の課題解決に貢献する団体として、運動展開しています。一方で、青年会議所のブランディングについては、多くの課題を抱えています。メンバー自身が青年会議所の魅力を認識していないことや組織自体の認知度の低さがあげられます。単年度でメンバーや役割が変わる特徴の青年会議所において、時代に合わせて変化し、魅力的なブランドを確立する必要があり、一貫性のあるブランドアイデンティティの確立を行います。さらに、広報活動の強化やブランディング戦略の策定を確立しなければなりません。HPやSNSなどのツールを活用した情報発信は当たり前ですが、根本的なブランディングに繋がっていないのが現状です。視点を世界に向け、新たな試みで、青年会議所のブランディング力を高め、各地青年会議所のロールモデルとなるブランディング手法を構築します。
【アカデミー】
2025年度は、より効率的に、より効果的に、リーダーシップや組織運営、地域社会への貢献に関する能力を高めるため、既存の研修やトレーニングに加え、日本青年会議所が推奨するJCプログラムを活用し、JCの基礎を学ぶことで、地域社会や国際社会に貢献できるリーダー育成をおこないます。一年間をストーリー立て、学びの中にも、メンバー同士の友情や青年会議所の楽しさに触れてもらう貴重な機会を創造します。現在、東京ブロック協議会約1400名のうち750名と半数以上が3年未満と、協議会としても、世代交代の波が強く表れている年であります。誰もが参加できる学びの場として、アカデミー生以外も塾会議に参加し、活用できるように準備します。人財育成こそ、将来的なLOMの強化に繋がります。学び多き機会となるロールモデルを創出していきます。
【財政局・事務局・24LOM連絡会議】
財政局は、青年会議所が円滑に運営されるための重要な基盤を支える、縁の下の力持ちです。事業の規模や内容に応じて、適切な資金が配分されるようにし、同時に無駄遣いや不正が起こらないように財務を監視することで、組織の信頼性を高めます。一見、派手さはありませんが、公益団体として、必要不可欠であり、最も重要であるといっても過言ではありません。1400名を率いる東京ブロック協議会だからこそ学べる重要な場所です。
事務局は、組織運営に関わるさまざまな日常業務やバックオフィス業務を担当します。活動・運動が円滑に進行するように支援し、全体の運営を効率的に行うための重要な役割を担っています。「裏方」として、組織全体の運営をサポートする役割を果たしており、事務局の働きが円滑であることで、メンバーは活動に専念することができ、組織全体の効率が高まります。
24LOM連絡会議は、協議会内24LOMの専務理事とのパイプ役となります。LOMが地域社会に貢献する活動を効果的に行えるよう、広域的な視点で連携します。LOMから協議会へ、協議会からLOMへ、活動を調整し、情報を共有するための会議体です。また、連絡会議を通じて、青年会議所全体のビジョンや目標が共有され、LOMが一体となって共通の目的に向かって進むことができます。同時に運営専務や事務局とも連携を図り、円滑な組織運営に努めます。
東京ブロック協議会の役割は、課題解決を通し、イノベーションを起こすリーダーの育成です。東京の課題は多く存在しています。東京の抱える課題は、日本が抱える課題といっても過言ではありません。多くの人を巻き込み、社会変革を起こすことのできる人財の育成、そして次代を担うリーダーの育成に向け、東京ブロック協議会が、失敗を恐れず、若者らしく挑戦できる場所を提供します。日本青年会議所が推し進める、政策提言や事業に協力し、地域における青年会議所運動の推進に貢献するとともに、総合連絡調整機関として日本青年会議所と連携し、より効果的な地域課題解決や地域活性化に向けた取り組みを通し、更なる変革の起点となっていきます。また、LOM支援においては、東京ブロック協議会へ出向したメンバーへの機会の提供と成長の機会の場としてはもちろん、出向者を輩出したLOMメンバーが、出向したメンバーの行動や変化を感じ、刺激され、青年会議所運動がより一層加速し、さらなる広がりをみせます。また、出向者が得た経験や繋がりをLOMに持ち帰り、地域を牽引するリーダーとなることこそ、LOMにとっての最高の支援の形です。多様性や柔軟性、自主性を活かし、誰もが活躍できるALLTOKYOの実現にむけて、一年間邁進してまいります。
スローガン
Push the LIMIT‼
~その一歩が、新たな未来を切り開く~
VISION
挑戦と融合が生み出す
世界をリードする東京の創造
MISSION
社会課題を通して、イノベーションを
起こすことのできるリーダーの育成
VALUE&Plan of Action
革新性 (Innovation)
能力開発 (Development)
融合(Fusion)
多様性(Diversity)